タウンズの皮をかぶったDOS/Vを作る (中編)


             

DOS/Vに改造するにはマザーボードが必要、 ということでいくつか選択肢があります。
しかし、
数年前の主流であるATマザーはスペース的には楽勝だが、
家にあるものはCPUの上限が266・・・これでは貧弱だ。
最近流行の省スペースマザーは、遊びに使うにはちょっと高いし、
あれでは組み込めて当たり前でつまらない。

そんな時、
メインマシンをアップグレードするための買い物途中に発見したのがこのマザー。


ジャンクマザー   秋葉原のとあるお店で売っていた1980円のジャンクマザー

 数分かけてじっくり確認すると  ソケット7(AMD流に言うとスーパー7)で、どこかのメーカー製マシン(すぐ下で判明)に組み込まれていたもののようです。
 チップセットはSIS530で、SISお得意のVGA統合型。
メモリスロットルは2本 FSB66/75/95/100  倍率×3.5〜5.5 コア電圧2.2/2.4V  ESS音源チップオンボード   
やや大きいが値段が安いし動けばおもしろそうなので、
 
家に在庫のあったk6−2/500を使うことにして、 
購入。

IBM 家に帰ってとりあえず作動確認。
これって
アプティバだったのね。
とりあえず動くらしいので、SISチップセット関係のドライバーとVGAドライバー、音源関係のドライバーをネットから入手。

 今回はまだケースがないので、この段階で裸のまま結線をしてHDDにインストールをしてしまいます。

 インストールはあっけないほどトラブルフリーでした(珍しい)

CD−ROM(1) 今回悩んだのがCD−ROM
 
このケースを使いたいのはCD−ROMの部分が気に入っているからなので、何とかならないかと家のジャンクボックスをあさっていたら、出てきたものがこのCD−ROM。
 写真はTEACの薄型ドライブです。数年前小型マシンを組んだときに使っていたものですが、今回はこれをバラして組み込むことにしました。
CD−ROM(2)  これがバラしたTEACのドライブ。モーターユニットと基盤のみの意外と単純な構成です。
CD−ROM(3)  これはタウンズのCD−ROMベースです。ガシガシと穴を広げてTEACのユニットが収まるよう穴を広げました。
 何しろ厚さ1oの鉄板でがっちり作られているものなので、今回これが一番大変な作業でした。
CD−ROM(4)  完成したCD-ROMユニットです。外見上では違いが解りません(当たり前か)

 唯一の不満点はWindows上からソフトウェアイジェクトが出来ないことでしょうか。(まあ実用上は余り問題にはなりませんが)

 

と、ここまで作って時間が無くなったので、続きはまた次回です。

最後はケースを加工して完成の予定です。


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