F-14B トムキャット
(1/72) ハセガワ
「VF-103 ジョリーロジャース
ラストフライト」
あまりにも有名なアメリカ海軍艦上戦闘機。
ですが、残念ながら2008年までに全機の退役が決まっているそうです。
今回のテーマは上品な汚し表現。
(現用機はけっこう汚れているものですが、リアルに汚すと汚らしさばかり目立つので)
キットはハセガワ製。1/72ながら1/48とほぼ同様のパーツ構成、しかも比較的新しいので合いが良好。
久しぶりに完成させるのが惜しく思えるキットです。
(ハセガワからは廉価版?の1/72F-14も出ていますがそっちはどうなんでしょう?)
2007/6 F-14Dを追加しています。
惜しむらくはこのキット、F-14最大の特徴である主翼の可変ギミックが省かれています。
合いが良いので、作例では接着せずに差し替え式としています。
武装はフェニックスの最大搭載数である6発をおごっています。
(実際は着艦時に重すぎるので4発が上限だったらしい)
(フェニックスは2004年にアメリカ海軍から引退しています)
今回のポイント ・相変わらず繊細なスジボリですが、型抜きの方向で均一でない部分を中心に多少深目に掘り直しています。 ・ パネルラインを目安に陰影塗装を施し、デカール貼り付け後に薄めたスモークやスレート(すす)で部分的にタッチを付け使用感を出しています。
・仕上げにエナメルの艶消し黒でスミイレを行い、かなり薄めたダークグレーでウォッシングをしてから艶消し気味のクリヤーでコートしています。 |