アスラーダラジコン化計画  

改造の虫が疼いてやってしまいました !!

 

プロポとAFK−0

画像を見れば判るように今回の改造はラジコン化してしまったところです。(無謀〜!)
 何故そんなことをやる気になったのかというと、このキットを買ったときにたまたま机の上に仕事で使う予定だったタムテック(以前タミヤから発売されていた1/24のラジコン)があって、ふとタムテックのパーツを移植してラジコン化できないものかと思いついてしまったからです。
 でもタムテックではよく考えるまでもなく大きすぎて組み込むのは不可能なので、次に白羽の矢が立ったのは東京マルイから出ているRCクラブのパーツでした。
 RCクラブも1/24スケールのラジコンなのですが、タムテックよりも小さな車種(ヨタハチとかS800とかミニクーパーとか)を製品化しているので、そのパーツもそれなりに小さなものだから組み込みも楽だろうと安易に考えたからです。(それが甘かったのは作るにつれて判明しましたが・・・)
 またRCクラブの走りもタムテックほど過激(タムテックは結構操縦するのが難しい)ではなく、室内で十分遊べる程度の速さなので、扱いやすいだろうとも考えました。(それでも一度ぶつけたら壊れるのは確実なスピードは出ますから本格的に遊ぶときはフロントウイング下にFRPバンパーの増設を考えています。)

 

今回のポイントその1
 ステアリングサーボの組み込みと前4輪操舵機構の製作

 ステアリングサーボが予想より背が高かったため、上部をぎりぎりまで削って組み込みました。
(横幅は最初からはみ出すことを無視しています)
 ステアリングはいろいろ検討したのですが、スペースの問題から安直に真鍮プレートで連結して動かす方法を採りました。サスアームは強度の問題もあってABS板からの切り出しですが、ちょっと(?かなり)太すぎたかもしれません。
 4輪操舵といえば、76年頃F1で走っていたタイレル(F1のコンストラクターで今ではティレルというらしい。)のP−34を思い出します。
 P−34はその独特の6輪スタイルが有名ですが、おいらにとっては日本で初めてF1が開催された富士スピードウェイでマシンに貼られていた、ひらがなの「たいれる」というステッカーが妙に印象に残っています。

フロント部分仮組

 

今回のポイントその2
 受信機兼アンプ基盤の組み込みと電池の搭載

 基盤は、RCクラブでは電池ボックスと一体化したケースに入っているのですが、このままでは大きすぎるので基盤のみを取り出して、今回シャーシとして使っているボディ底面のABS板へ直に止めています。それでも幅はやや大きくてサイドポンツーンを片側2ミリずつ広げてあります。
 電池は本来は単4電池なのですがさすがにスペースがないので単5電池にしました。(これも苦肉の搭載方です) 走行時間は少なくなってしまいますが仕方ありません。

 

シャシーと電池配置(1)

 

最低地上高は走破性を考えてやや高めです。

基本的に走りはRCクラブとほとんど同等くらいで、結構遊べるものに仕上がったと思います。
まだそれほど走らせてはいませんが(と言うかぶつけるのが恐くて思い切って走らせられないのが本当)、ステアリングはRCクラブよりシャープかもしれません(4輪操舵のせいか、または気のせいともいう)。

 

シャシーと電池配置(2)

 

注! このページを見て同じ様な改造をし、失敗しても当方は一切関知しません。
それでもやってみたいという奇特な方は、(単価は高くなりますが)現在「京商」等から発売されている1/24スケールのRCF-1等を流用した方が楽に改造できるかも知れません。現物を買ったわけではないので確実にできると断言できませんが、少なくとも受信機とバッテリーの問題はクリアできると思います。

1/24 90式戦車と

同一スケールの90式戦車と並べてみました
違和感ありまくりですな。

この90式戦車も東京マルイの製品なのですが、
ラジコン戦車としての基本的な動きがすべてできるほか
主砲からBB弾まで発射してしまうという優れものです。
同時に遊べるのが2台だけという欠点はありますがデティールも良くできていて
十分遊び倒せる製品だと思います。


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